症例5の解説(その1)(東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、咬合再構成、全顎治療ブログ)

症例5 症例5(全ての歯を被せ物で被覆し欠損部はインプラントで対応した全顎治療ケース) | 英語好きな歯科医の診療日記 (hn-dentist-english-blog.com) の解説です。

高齢でしたが非常に元気な方で、現役のプロの声楽家として精力的に活動されていました。全体的に綺麗にして欲しいというご要望でした。

初診時の状態です。

レントゲンです。様々な問題点を抱えていました。

レントゲンで見慣れない画像がありました。

模型分析のための操作を行いました。

咬合器と模型の位置関係が患者さんの顔と歯列の位置関係とほぼ一致しているかどうかをチェックし下顎の動きを調べて咬み合わせる位置を決定しました。

模型分析の結果、様々な問題点が浮き彫りになりました。

舌側転位とは舌側に歯が位置していること、近心傾斜とは歯が手前に倒れていること、舌側傾斜とは歯が内側に倒れていること、叢生とは歯並びがジグザグであること、ファセットとは歯のすり減った面のこと、ブラキシズムとは歯ぎしりのことです。

続きは症例5の解説(その2)へ。

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