症例5の解説(その3)

あわせて読みたい
症例5(全ての歯を被せ物で被覆し欠損部はインプラントで対応した全顎治療ケース)(東京大手町勤務歯... 80歳代女性。「きれいにしてほしい」という主訴に対し虫歯治療とインプラント治療を行い、全ての歯に被せもの(フルマウスリコンストラクション)をし咬み合わせの再構...
あわせて読みたい
症例5の解説(その2)(東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、咬合再構成、全顎治療... 症例5の解説(その1)の続きです。 https://hn-dentist-english-blog.com/2022/01/21/%e7%97%87%e4%be%8b%ef%bc%95%e3%81%ae%e8%a7%a3%e8%aa%ac%ef%bc%88%e3%81%9d%e3...
模型上で赤い蝋を使ってゴールをイメージします。左右同じ平面上に歯が並ぶように出っ張っている部分は削ります。口の中で削る部位、分量を示した装置(右下写真ピンク色のもの)を作りました。
赤い蝋をプラスチックに置き換えます。下の奥歯で出っ張っている部分は削ります。口の中で削る部位、分量を示した装置(下写真ピンク色のもの)を作りました。
副鼻腔を避けてインプラントを2本どのように埋入するかをシミュレーションしました。
何とか副鼻腔を避けて限られたスペースの中でインプラントを埋入することができました(右レントゲン写真)。
下も限られたスペースの中で埋入しました。
根管治療も並行しました。根尖病変(黄色矢印)の縮小が認められました。
天然歯とインプラントの被せ物を作るために赤い蝋を使って形態をこしらえます。
鋳型をとって赤い蝋をお湯で流し、プラスチックの柔らかい状態のものを鋳型に流して模型上に押し付けプラスチックが固まるのを待って鋳型を外すと仮歯が出来上がります。
術前
仮歯(天然歯とインプラント)の状態です。

症例5の解説(その4)に続く

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次