臨床アラカルト– category –
-
再生療法(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
左下の奥歯が腫れていらした患者さんでした。投薬とその後の歯周基本治療で症状は緩解しました。以前からの患者さんで15年前には私が右側にサイナスリフト(インプラントを行う上で骨が足りない場合、副鼻腔内に造骨する処置)を行い、インプラントを入れ... -
時代と共に・・・(東京大手町勤務歯科医のインプラント、骨造成ブログ)
25年当院をご利用いただいている患者さんです。レントゲンで写っているインプラントは形状がそれぞれ違いますが、すべて当院で入れたものです。右側に写っている2本は23年前にやった京セラの初期のものです。今から思えば当時の術式に反省点はあるのですが... -
再生療法1年後(東京大手町勤務歯科医のブログ)
約1年前に歯周組織再生療法を行った患者さんがメンテナンスで来院されました。歯周組織のある程度の回復が確認され、歯周ポケットも浅くなり改善が認められました(写真をクリックして拡大してご覧ください)。比較的やりやすい単根歯であったことと患者さ... -
前歯部インプラント埋入と骨造成(東京大手町勤務歯科医のブログ)
写真のケースは、私(長谷川)が所属している勉強会(阿部晴彦先生の咬合研究会)のメンバー(北海道の開業医)の紹介の方でした。下顎奥歯にインプラント2本を当院で入れて調子が良かったので、最近グラグラして調子が悪くなってきた上顎前歯にもインプラ... -
道半ば(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
咬み合わせが3次元的にひん曲がってしまっていた方でした。当然満足いく食事ができません。分析機器で咬み合わせを、左右前後的に調和のとれた形にするにはどうしたらいいかを模型上でシミュレーションし、先日仮義歯と仮歯を装着しました。シンラシステム... -
インプラント歯冠長修正と再歯根端切除(東京大手町勤務歯科医のブログ)
「数年前にやったインプラントの歯が長いのが気になるのと隣の歯が腫れた」で来院された患者さんです。インプラントは歯肉移植で、隣の天然歯の腫れは再歯根端切除術で対応しました。歯根端切除の方は予後良好で腫れは消失、レントゲンでの炎症像も消失し... -
咬合再建から3年で咀嚼機能検査(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
「他院でインプラントを入れられたが乱暴なのでこちらで診ていただきたい」とのことで来院された患者さんでした。当院では扱っていないメーカーのインプラントが入っており、「何かあった場合責任がとれませんので大学病院を紹介します」と一度はお断りい... -
前歯部造骨(東京大手町勤務歯科医のインプラントブログ)
左写真はCT3次元構築画像と実際の比較、右写真は造骨の各ステップ(骨補填材を膜で固定)、写真下は術前後の上からみたところで術前の陥凹が改善されています。インプラントの初期固定が可能な場合には埋入と同時に行いますが、今回は大事をとって、先に骨... -
勉強会での贅沢な時間(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
> 11月30日、12月1日は咬合勉強会の定例発表会でした。私も発表者の一人としてフルマウスリコンストラクションのケース(サイナスリフトを伴うインプラントと残存天然歯の歯冠補綴)と上顎総義歯、下顎再生療法を含んだ歯冠補綴のケース(これもある意... -
機能向上(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
上の入れ歯が金属床にもかかわらず、しょっちゅう壊れるとのことで来院された方です。患者さんの模型分析の結果、咬み合わせの高さが低いことが判明しました。咬合分析機器に模型を装着して下の歯並びが上の総義歯を製作する際に問題がないかどうかを検証...