歯周病– tag –
-
臨床アラカルト
歯周病は軽いうちに
20歳代のOL、Tさん。歯肉全体から出血があるとのことで来院された。多量の歯石と歯肉の炎症が認められたが、レントゲンでは骨吸収は無く、歯科衛生士による初期治療のみで改善することが予想された。初期治療後、歯と歯の隙間を是正するための矯正治療は望... -
臨床アラカルト
再生療法断念
奥歯が重度の歯周病となり、歯の動揺がでてきたAさん。再生療法をトライしようとしたが、根尖近くまで骨がなくなっていたのと、根が分かれている股の部分周囲の骨もない事、根面を完全近くきれいにすることは今の私の技術では難しいと感じたこと、歯の動揺... -
臨床アラカルト
総義歯と歯周治療
忙しくてなかなか歯医者に行く暇がなかったという現役バリバリのビジネスパーソンAさん。上の残っている歯は保存不可能であったので、抜歯し、総入れ歯に。下は歯周治療を行った。義歯は初めてだったAさんだが、幸い順応が早く、今のところ問題ないようだ... -
臨床アラカルト
一見なんでもないように見えても・・・
歯周病は無症状で進むことが多い。定期健診は無論のこと、問題が生じた場合には早めに対処したほうがよいことは言うまでもない。 一見なんでもないような右上犬歯。歯周ポケットが深いので外科処置をすることに。 根面に歯石が残存している。骨吸収が... -
臨床アラカルト
歯周組織再生療法
歯周病は歯の周囲の組織が細菌等に侵されてしまう疾患である。エムドゲインというエナメル質のタンパクを清掃した歯根の表面に塗布すると、失われた歯周組織が再生するという治療法がある。夢の治療法のように聞こえるがその歴史は浅く、再生とはいうもの... -
その他
歯科外科手術後に抗生物質は必要か?
歯科の日常臨床では当たり前の様に使用されている抗生物質。海外の文献では、「抜歯や歯周外科後に抗生物質を処方するのは意味がない。」とするものが、前回の勉強会で取り上げられた。 2つ論文がとりあげられ、両者ともに「術後に抗生物質を投与してもし... -
その他
ひたすら勉強??
先々週末は東京の歯周病セミナーの5回目、先週は植野歯科所長の奥様が開業されている熊谷の市川歯科で歯科衛生士さんむけの講演と実習つきのセミナーをさせていただいた。今週末は英語の先生に会わなければならないし、3連休の最終日は、東京フォーラム... -
その他
歯周病セミナー参加
先週末、歯科医としては全国区、いやワールドクラスの福岡県開業の水上哲也先生主催の歯周病セミナーに参加した。顔は知ってもらっていたので、講義のみならず、飲み会でも有益な話が聞けて満足な遠征であった。次回は先生の手術が実際に見学できるとあっ... -
その他
BACK TO THE BASICS
7月5日の日曜日に代官山で開業されている若林先生の「ドクター向けのシャープ二ング、SRPセミナー」がGC主催で行われ参加予定である。シャープ二ングとは歯石を取る道具であるスケーラーを研ぐこと、SRPとは主に歯周ポケットができてしまっている根面...