-
臨床アラカルト
インプラント歯冠長修正と再歯根端切除(東京大手町勤務歯科医のブログ)
「数年前にやったインプラントの歯が長いのが気になるのと隣の歯が腫れた」で来院された患者さんです。インプラントは歯肉移植で、隣の天然歯の腫れは再歯根端切除術で対応しました。歯根端切除の方は予後良好で腫れは消失、レントゲンでの炎症像も消失し... -
未分類
咬合再建から3年で咀嚼機能検査(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
「他院でインプラントを入れられたが乱暴なのでこちらで診ていただきたい」とのことで来院された患者さんでした。当院では扱っていないメーカーのインプラントが入っており、「何かあった場合責任がとれませんので大学病院を紹介します」と一度はお断りい... -
臨床アラカルト
前歯部造骨(東京大手町勤務歯科医のインプラントブログ)
左写真はCT3次元構築画像と実際の比較、右写真は造骨の各ステップ(骨補填材を膜で固定)、写真下は術前後の上からみたところで術前の陥凹が改善されています。インプラントの初期固定が可能な場合には埋入と同時に行いますが、今回は大事をとって、先に骨... -
臨床アラカルト
勉強会での贅沢な時間(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
> 11月30日、12月1日は咬合勉強会の定例発表会でした。私も発表者の一人としてフルマウスリコンストラクションのケース(サイナスリフトを伴うインプラントと残存天然歯の歯冠補綴)と上顎総義歯、下顎再生療法を含んだ歯冠補綴のケース(これもある意... -
その他
米国式根管治療セミナー
11月23日、24日はカリフォルニアで開業されている根管治療専門医清水藤太先生のセミナーを上野と御茶ノ水で受講してきました。人気のセミナーでFacebookでしか告知せず、しかも実施の約3週間前の告知というものです。実習は半日のものでした。系統だって数... -
臨床アラカルト
機能向上(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
上の入れ歯が金属床にもかかわらず、しょっちゅう壊れるとのことで来院された方です。患者さんの模型分析の結果、咬み合わせの高さが低いことが判明しました。咬合分析機器に模型を装着して下の歯並びが上の総義歯を製作する際に問題がないかどうかを検証... -
臨床アラカルト
重度歯周病から総義歯へ(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
過去様々な理由で十分な治療ができず、残っている歯がすべてグラグラで保存不可能、しかも入れ歯を入れたことがないという方でした。歯が残っている状態のまま型を取り石膏模型を作ります。その時点で患者さんが咬んでいると思われる位置で上下の模型を咬... -
臨床アラカルト
残り3本になって10年(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
15年位前までは歯がガタガタになっても、応急処置をすると来なくなってしまう方でした。ところが当院で約10年前に入れ歯を作ったことをきっかけに手入れはよくなり、半年ごとの定期検診にも欠かさず来院されるようになりました。当時の入れ歯のままでも調... -
その他
復習→実践→反省(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
歯周病で歯を支えていた失われた組織を回復させる歯周組織再生療法ですが、効率よく綺麗に手術を進めることは患者さんにも術者にもストレスが少なくなるだけでなくより良い予後が期待できることを意味します。そのために様々な器具、機器を使用してそれぞ... -
臨床アラカルト
理想的な形を追求(東京大手町勤務歯科医の総義歯、全顎治療ブログ)
すべての歯を失った場合、総入れ歯という選択肢があります。もう一つはインプラント補綴ですが、無歯顎治療において総義歯がきちんと作れればインプラントはいらないと言われています。人の無歯顎には様々な大きさや形がありますが、異なる患者さんでも最...