インプラントができないので骨を増やす。

 先週は大手町の企業の新人研修のためか、患者数がいつもの8割程度と少なかったが、週が変わっての今日、怒涛のごとく「今日どうしても診てくれ」攻撃に会い、おかげさまで患者数はいつもの12割程度となった。なかなかイーブンペースというものがない。
そんな中で、前歯のインプラント希望のKさんが仮歯がとれたとのことで急患でいらした。KさんはCTでみると特に歯茎の根元の部分の中の骨が薄く、そのままではインプラントを入れることが厳しかったので、骨を増やす処置をした。
歯茎の中に骨を誘導してくる材料をいれ、新しい骨が熟成するのを4ヶ月ほど待たなければならない。その間はどうしても前歯なので仮歯が必要だ。しかし待機している時間が長いと仮歯が取れてしまうことがある。
基礎医学者の中にはインプラントを面白いと思ってくれる先生もいるので近い将来、もっと早く骨ができるとか、インプラントと骨がはやくひっつくとかの技術ができてくれればいいのにと、Kさんの仮歯を修理しながら思った。ふと目をあげると、待合室で「早くしてくれー」と訴えるような目でみるSさんと顔があってしまった。今日は忙しかった。

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