プロ野球戦力外通告

今日は千葉の実家にもどり恒例のクリスマス食事会があった。今一かなあと思うフランス料理屋から実家にもどり、なんとなくテレビをつけた。もと少年隊の東山氏のナレーションで「俺たちはプロ野球選手だった。特別編」という番組に見入ってしまった。伊良部の米国独立リーグでの活躍など通常表舞台に出ない情報が見れて興味深かった。しかし、これはその夜に放映される「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」の前座番組であった。よーしこれは夜見なければと思いつつ、幕張のCostocoで大量の買い物をしてから杉並の自宅に戻った。

実績を残せばスターになれるが、さもないと「クビ」が待っている。プロ野球の世界の厳しさは通常の野球中継からは伝わりにくい。2004年から放送されているシリーズだそうだが、私が見るのは今回はじめてである。
戦力外になった元阪神の今岡誠、元ソフトバンクの的場直樹(捕手)と山田秋親(投手)、元オリックスの山口和男(投手)が登場。新たな契約先を探すために、実戦形式でプレーする12球団合同のトライアウトを受ける様子が描かれていた。30代の彼らは、サラリーマンで言えば働き盛り。家族を抱える身だけに、先行きを案じる一言一言が重い。トライアウトに向かう山口に娘が手紙を渡して涙ぐむ。トライアウトを終えて自宅に帰った的場は身重の妻を気遺って多くを語らない。最終的にトライアウトで結果を残したと思われた山口(打者4人に対し3奪三振)がどこからも声がかからず引退を表明。逆に結果的には良くなかった山田と的場(7打数無安打)がロッテから声がかかり、入団テストを受け合格した。かつて日本最速の158kmをマークした山口が「自分では頑張ってるつもりでも、他人がそう思ってくれなければ意味が無い。」の言葉が身にしみた。
町には歯医者があふれ、いずこも「インプラントは当院で」と杓子定規に連呼する時代の中で、私が現在受講中のセミナーの講師の先生が「歯医者が全員生き残る必要は無い。」とのコメントを思い出す。私も患者さんから極力「戦力外通告」を受けないように勉強を続けるしかない。「自分では頑張っているつもりでも、患者さんがそう思ってくれなければ意味が無い。」のだから。

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