K先生の刺激

私の尊敬する先生の一人のK先生。私より年下だが、知識、技術、情熱、ルックスとすべての要素において、かなわない。「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメにでてくる加地さんのような存在だ。FacebookのK先生のページにマイクロスコープを使っての歯周外科の動画がでていた。20倍の拡大下で超音波スケーラーで歯根表面や周囲の骨表面を丁寧に清掃されていた。私個人的には世界を代表する歯周病専門医と思っているのだが、なぜかK先生は、あまり表舞台に登場したがらない(様な気がする)(セミナーの講師や学会発表は無論されているけど)。
そんなK先生の動画を思い出しながら、Fさんの歯周外科を行った。40歳前後の女性で数か所に歯周病の進行が認められた。初期治療で衛生士のOさんがしっかりやてくれたお陰で炎症は治まっていて、手術中はあまり出血もなくスムーズに病変部の清掃ができたと思う。金属冠のファセット(歯ぎしりによるすり減り)を見ると、Fさんの歯周病の原因は細菌だけでなく咬合も関与しているかもしれない。

 オペ前
 歯肉をあけると歯根表面に歯石が見える
 清掃が終わった状態

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