M銀行のYさん。前歯のインプラントを5年前に行ってから、来院が途絶えた。転勤、それも海外転勤が数年単位が当たり前の銀行マンにとっては仕方がないのかもしれない。案の定5年ぶりに来院されたYさんはニューヨークとバンコク勤務だったという。歯垢がインプラントの周りにいっぱい付いていて、冷や汗ものであった。歯肉の炎症はあったが、骨吸収は無くほっとした。杓子定規に定期健診を強調しても、人には事情があることを大手町の歯医者は特に理解する必要がある。転勤先のいい歯医者が紹介できるようになりたいものだ。Facebookで探してみようかなあ。アメリカの歯医者とはたくさん友達になったけど。国内では学会で積極的に地方の先生と交流を深める必要があるだろう。近未来オステオインプラント学会では、北海道と九州の先生の患者さんで東京転勤となった時に私を紹介してくれるけど、もっと顔を広くする必要があるな。
インプラント埋入直後 ねじ山が露出した
自家骨で覆う
吸収性膜でカバー
5年ぶりの来院 プラークコントロールはよくない
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