ビッグマック指数

英国雑誌エコノミストの記事から。ビッグマック指数という各国の経済力を図るための指数があり、マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較するものらしい。イギリスの経済専門誌エコノミスト(つまりこの雑誌)によって考案されたものだそうだ。ビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、様々な要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすく、これが基準となった主な理由とされる。
具体的には、たとえば日本でビッグマックが320円、アメリカで3ドルのときは、320/3=106.66となり、1ドル=106.66円がビッグマック指数となる。今日の為替レートが1ドル79円だから、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、この後、106.66円に向けて円安が進むだろうと、などと推理するのだそうだ。
実際、あてになる指標かどうかは、経済に疎い私ではよくわからないが、今度ビッグマックを買う時は結構意識しそうだ。この他にも、スターバックスラテ指数、i-Pod指数なども考案されているらしい。ちなみに睡眠時無呼吸症候群で使用される歯科マウスピース指数は、計算すると1ドル=7.9円となってしまい、とても経済の指標としては使い物にならないなあ・・・などと考えるといい加減眠くなってきた。(長谷川) 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次