教科書的にはサイナスリフト禁忌症例のはずだが・・・

Sさんは左側の副鼻腔に空気が入るスペースがCT上ではほとんどない認められない。こうした場合は教科書的にはサイナスリフト(副鼻腔内造骨術)の適応症ではない。しかし、とある大学の耳鼻科の教授は、手術は問題ないとのことだった。Sさんには途中で手術を中止する可能性を申し上げて、半信半疑でサイナスリフトを始めた。自然孔という孔が副鼻腔にあるのだが、気になる。1時間強で何とか手術を終えたが、インプラントが入って機能するまでは、ほっとできない症例。(長谷川)

術前の左右的なCT切断面 左(L)の副鼻腔は空気のスペースが無い 右(R)はサイナスリフト6年後

前(A)後(P)的な切断面

水平断面 隔壁(副鼻腔内の薄い骨の壁)が認められる
 骨の窓開け
 副鼻腔内とその外側に骨誘導材を置く
 初診時 右端の歯は歯周病で抜歯した
 サイナスリフト直後

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