英検1級、度胸は準2級?

長崎県のとある島で開業されているT先生とは、昨年、とあるセミナーで知り合った。まだ、40歳になったばかりだが、あらゆる面で非常に精力的な先生だ。群れない性格とおっしゃっていたが、何故か私には声をかけてくれて今日に至っている。私の知らなかった歯科情報もいろいろ教えていただき、Facebook上でも友達になっている。
そのT先生が、この連休中にワシントンDCでの米国審美歯科学会に参加した時のレポートをFacebook上でアップしてくれた。ご本人は「来年は学会発表する」と宣言した。しかも、「優秀賞のトロフィーをとる」と豪語された。「まずは、ポスター(ポスター発表:学会で決められた時間内に指定された場所にポスターを貼る。見に来た人に逐次対応する。いっきに大勢を相手にするわけではないので、発表者は比較的プレッシャーが少ない。)から」とおっしゃっていたが、「いきなりオーラル(講演発表:学会で決められた時間に、大衆の前で講演する。大勢の面前で座長や会場からの質問に答えなければならない。英語でこれをやらなければならないとすると、ノンネイティブの発表者にとってはプレッシャーが大きい。)でいきましょう」と返した。「長谷川先生は英検1級だからオーラルでいきましょう」と返してきたので、「英検1級ですが、度胸は準2級ですので・・・・(笑)」と返答しておいた。
海外の学会は、知的好奇心を満たしてくれるだけでなく、観光や海外のドクターと知り合うチャンスもあって面白そうだ。T先生は、積極的でマドンナの主治医ともツーショットで写っていた。来年の同学会はシアトルだそうだ。

ひるがえって、当院での話。日本語は多少できるが、治療の説明は英語でないと理解力がおちる米国人患者Kさんは私が担当している。ただ、昨日のKさんの親知らず抜歯は口腔外科専門医の青柳ドクターにお願いした。青柳ドクターの迫力に押されたのか、この時ばかりはKさんは日本語の説明を理解できたようだ。抜歯も20分程度で終わった。医局で、植野所長が「おまえも英検1級なんだから、こんなとこにいないで、ちゃんと青柳先生の通訳に行ってやれよ」と言った。すかさず、「英検は1級ですが、度胸は準2級ですから・・・」と返すと、「こんなとこで、笑いを取ってどうすんだ」と怒られた。

英語に限らず、度胸は無謀にならない程度に、あらゆる場面で必要だろう。度胸は準1級くらいにはなったほうがいいのか?(長谷川)

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