外国人観光客道案内

きのう、仕事が終わってビルを出たら、若い日本人女性一人が、若い外国人女性二人に挟まれて困った顔をされていました。

当院の植野、伊藤、私と3人だったのですが、一番最初に顔があってしまったのが私でした。外国人2人は、なにやら、「チューオードーリ、チューオードーリ」を連呼していました。

日本人女性に対して、「ここは中央通りですか?」とガイドブックを示しながら、聞いているようでした。日本人女性は「すみません。なんとかなりませんか。」ということで、私が変わりました。

ところが、そのガイドブックの地図がわかりずらい。東京駅と通りの名前は出ているのですが、目印となるような建物があまり出ていない。私が地図とにらめっこしているうちに、外国人2人は「Where are we?」を連発するではないですか。おまけに「おまえ英語わかんのか」という顔をする。

そうこうしているうちに、地図にブリジストン美術館が出ているのをみつけました。二人に「Bridgestone museum is there.」と中央通りをはさんで向かい側の建物を示してあげました。二人は、「Chyuo dori, Bridgestone museum…. So, we are here.」とうことで、地図上での現在位置がわかったようです。

二人は「Perfect! Thank you.」と言って、そそくさと銀座方面に向かって歩き出しました。

日本人女性は、いつの間に、いなくなっていました。

たしかに、東京の京橋近辺は、同じような建物、通りが並んでいて、当院の患者さんでも、初めて来院される方は迷う事が多いようです。外国人観光客向けに、ブリジストン美術館にもっと大きな英語看板でもあればいいのですが、そういうわけにもいかないのでしょう。

英語の表示が出ている建物が、もっとあれば、彼女らむけのガイドブックにのせられるのでしょうが・・・

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