12月19日(土)は今年最後の水道橋歯周病勉強会だった。かぶせ物や矯正をするうえで、歯茎が将来的に下がらないようにするために、移植、代替材料によって歯肉を増やす是非や方法論についての文献のまとめであった。この日は、午前中は診療所で、とある患者さんの仮歯作りをやり、午後からTIPNESS木場で優待券を使って2000mスイム、夕方5時から勉強会、その後、千葉の病院に移動と慌ただしかった。翌日の日曜日も出勤し仮歯作りの技工作業を一人黙々と5時間くらい行った。技工士さんに、こうしてほしいというニュアンスを言葉で伝えるのが難しい場合は、自分で技工作業をやることもある。勝負のかかった全顎補綴(全部の歯をかぶせて理想的なかみ合わせをつくる)の時は、特にそうだ。私の尊敬している先生で「模型に魂を吹き込むのは歯医者の仕事」とコメントしたことがある。技工士さん任せにしないで、ここ一番というときには自分でやってみるのもいい。その次の水曜日は祝日だから、そのとき休めばいいか。
蝋で仮歯の形を作る
目次
コメント