本日、池袋の立教大学で英検1級を受験した。受験の動機は、なんとなくダラダラ英語を勉強しているのが嫌だったことと、つい数年前まで雲の上の存在で、存命中にうかることなどないだろうと思われていた英検1級が、問題集を解くことにより、箸にも棒にも触らないレベルではない事がわかったためだ。
受験前1カ月は大学受験生さながらに過去問、単語集の取り組みに加えて、ネット上で対策についてのサイトをくまなく検索した。鬼門はパート1の語彙問題と鬼門と言うより初体験で困惑せざるを得ないパート4の小論文である。この二つが足を引っ張りそうなので、パート2,3の読解は取りこぼしを最小限にしなければならないため時間をかけた。パート5のリスニングは8割近くをキープしないと1次試験合格は厳しい。
立教大学は初めて行ったが、なかなかおしゃれな上品な大学だ。外観は歴史の重みを感じ、教室は広くてきれいだった。受験者は自分も含めておっさんばっかりで、TOEICの時の若々しいキャピキャピした雰囲気とはだいぶ違った。一人20歳代かなと思える女性はいたが、受験者の平均年齢は自分よりも高いのではないか。
試験は作戦通りに行い、まあ実力は出し切った。久しぶりに頭がヒートアップするほどの134分間だった。インプラントや歯周病の手術の時の集中力を養うにも英検受験は効果的かもしれない。この年齢で不合格の烙印を突き付けられるのもつらいが、何糞と闘争心を湧き起こさせるのもいいかもしれない。とかく惰性で生きてしまいがちだから。最低でも不合格Aは取りたいところだなあ。(長谷川)
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