臨床アラカルト– category –
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変わりつつある再生療法の手技
最近のWEBセミナーや業界雑誌を見てみると、歯周病で歯を支えている骨が吸収している状態から極力基に戻そうとする歯周組織再生療法は新しい知見を伴いながら変化しつつあるのを感じます。手術時に適用する再生療法薬として海外で開発されたエムドゲインに... -
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サイナスリフト後インプラント5年後(東京大手町勤務歯科医のブログ)
6年ほど前になります。他院で抜歯をしインプラントを希望していましたが、骨が不足しているので、できないと言われた方でした。御自身で「サイナスリフト」で検索されて当院に来院されました。当初はご質問が細かく不安や本当に信用していいのかどうかが、... -
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YouTube動画アップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=kBpEDn7_J5M 大きく崩れた口腔内を義歯、インプラント、被せもので対応し、見た目や機能の向上を図りました。 -
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転々と渡り歩かれて(東京大手町勤務歯科医の総義歯、全顎治療ブログ)
80歳の画家の方です。ニューヨークに20年以上住んでいたそうです。その時ニューヨークの歯医者で上の総入れ歯を作ったそうです。わざわざカリフォルニアの技工所に制作を依頼したほどの特殊な素材だそうです。下の部分入れ歯は、その当時西ドイツでしか扱... -
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患者さんに優しい再生療法(東京大手町勤務歯科医の再生療法、全顎治療ブログ)
コロナ騒ぎ前に受講した実習付きセミナーの技術を試す機会がようやく訪れました。コロナで中止になっていたMISTと呼ばれる歯周組織再生療法の実践です。これを行うにはマイクロスコープか5倍以上の拡大鏡がないと困難と言われています。またマイクロメスな... -
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歯がすり減ってしまったケース(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
以前のブログで治療計画の段階までご紹介したケースです。歯がすり減ってしまい、前歯が原型をとどめておらず、カッコ悪いので直してほしいとの事でした。欠損部はインプラントでないと奥歯で踏ん張りがきかず前歯の被せものが壊れることを説明しましたが... -
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歯周組織再生療法(東京大手町勤務歯科医の再生療法ブログ)
古くからの患者さんでした。大臼歯に骨吸収があるのはわかっていましたが、無症状で動揺もなく、定期的なメインテナンスで歯周病の進行が無かったのでそのままにして何年も経過していました。この方はインプラントは3本入れましたが、とある日、私のブログ... -
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前歯欠損造骨インプラント埋入(東京大手町勤務歯科医のブログ)
歯根破折で抜歯したところにインプラント治療を希望された患者さんです。数年前、この方の奥様に当院が前歯のインプラントを入れたこともあり、その紹介でいらっしゃいました。抜歯後の粘膜の治癒後にCTを撮影すると、大きく骨が陥没しているのが認められ... -
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たとえ入れ歯になっても(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
「インプラントではなく入れ歯で何が悪い」といったケースはよくあります。Sさんは現在83歳です。元々お勤めは大手町で当院に通われていましたが、定年退職されました。ご自宅がある横浜方面からこちらに来ると片道1時間以上はかかるそうです。退職後は近... -
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根管治療
再根管治療の例です。昨年の12月、15年前に自分がやった右下の一番奥の歯の抜髄処置が感染根管となり、痛みを伴って来院されました。レントゲンを見ると歯根破折も疑われました。治療していく途中で、歯根破折が明らかとなった場合には抜歯となる旨を患者...