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根管治療
今年1月から、難知性根管治療でCT撮影が保険適用となる通達があったが、保険請求を実際に出したら、却下されてしまった。一部の県は問題無いらしいが、東京都は駄目のようだ。大臼歯の複数根のうち、どの根が感染しているのかは、結局従来通りの、2次元レ... -
総合力が問われる
「歯科はオリンピックの10種競技のようなもの」とは、歯科界の大御所、小倉の下川公一先生の言葉である。充填、根管治療、歯周治療、クラウンブリッジ、インプラント、部分入れ歯、総義歯、矯正、口腔外科、咬合だけで、もう10種目だ。各種目で金メダルを... -
地道な根管治療
広島に長期出張になったBさん。月一回は東京に戻っていらっしゃるので、その時を利用して、大臼歯の根管治療を続けていた。幸い、治療が奏功し、初めにあった歯肉の腫れも落ち着いた。残っている歯質が少ないので予後にやや不安は残すが、今回はこの歯の保... -
セミナー発表会に向けて
8月に、1月から受講してきた下川公一先生(日本のトップデンティスト)ベーシックコース発表会がある。座長も発表者も受講生で、下川先生からの厳しいコメントがいただける。発表時間は1人15分である。今続々と受講生から抄録が集まってきている。自分の理... -
根管治療の楽しさと苦しさ
今週末は小倉の下川先生のセミナーで九州に行く予定だ。今回はいままでの総括として講義中心とのこと。このコースを受講して根管治療の概念が、基礎医学に立脚した下川理論によって大分変化した。歯科治療の中で最も不確実(下川先生談)で保健制度上最も... -
サイナスリフト6年経過例
左上5番 左上6番 根管治療で現在通院中のNさん。6年前にサイナスリフトを行い2本インプラントを埋入したが順調に経過しているようだ。この時は上顎洞の窓開けを行いたい場所に隔壁があり、これを避けるために2つ小さめの窓を開けて行った。非常にや... -
基本の積み重ね
その昔、空手の道場に通っていた時の話。塾長が「極真空手が一時期レベルが落ちた時期がありましたが、上級者でも基本稽古を重要視することにより再びレベルがあがりました。基本に帰ることは、やはり大事なのです」と言っていた。元極真空手ニューヨーク... -
根管治療から金属の心棒
M大学4年生のNさん。前歯の根の先が膿んでいた。数か月の根管治療で病変が縮小傾向にあるのが認められたので、金属の心棒を装着した。来年には郷里の佐賀県に帰らなければならないとのこと。現在仮歯だが、卒業前には本歯を入れなければならない。、根管治... -
CTで根管治療後の上顎洞炎消失を確認
上の奥歯が痛くて、さらにその上の方まで痛いとのことで来院されたTさん。レントゲンでは、大臼歯の3本根っこがあるうちのどれが原因かが今一はっきりしない。CTで近心頬側根の根尖に病変があり、上顎洞の炎症との交通が見られたのでこれが原因とみて根管... -
メタルコアは根管治療とクラウン(被せもの)との接続詞
「メタルコアは根管治療とクラウンとの接続詞」とは、歯科臨床界の大御所、小倉で開業のS先生の名言である。いくら根管治療とクラウンが良くても、その中間である土台のメタルコアが駄目なら歯の長期保存にはつながらないとの意味である。S先生のセミナー...