歯周外科– tag –
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臨床アラカルト
地味な作業かもしれませんが(歯周病治療)(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
写真はレントゲンの術前後、表は歯周ポケット(数字mm)と出血点(赤点、黄丸は排膿)の術前後、棒グラフは表をまとめたもので、出血点、4~6㎜(中等省)の歯周ポケット、7㎜以上(重度)の歯周ポケットの変化です(成人は3㎜以下が正常)。出血点(炎... -
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歯周組織再生療法半年後の検証(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
歯周病の治療をしてほしいと来院された患者さんです。歯周組織再生療法を4か所に対して行いました。結果の検証を術後半年でCTの比較で行いました。最初の写真2枚は下顎の小臼歯です。すり鉢状に歯根の周囲の骨が吸収していました。歯根表面を廓清した後、... -
その他
夢が膨らむ再生療法、根面被覆
今年になって業界紙に数か月にわたって歯周組織再生療法や根面被覆の症例が特集されていました。歯周組織再生療法は歯を支えている骨などの周囲組織の再生、根面被覆は下がった歯茎の再生を計るものです。ここ数年、国産の歯周組織再生療法薬であるリグロ... -
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患者さんに優しい再生療法(東京大手町勤務歯科医の再生療法、全顎治療ブログ)
コロナ騒ぎ前に受講した実習付きセミナーの技術を試す機会がようやく訪れました。コロナで中止になっていたMISTと呼ばれる歯周組織再生療法の実践です。これを行うにはマイクロスコープか5倍以上の拡大鏡がないと困難と言われています。またマイクロメスな... -
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歯周組織再生療法(東京大手町勤務歯科医の再生療法ブログ)
古くからの患者さんでした。大臼歯に骨吸収があるのはわかっていましたが、無症状で動揺もなく、定期的なメインテナンスで歯周病の進行が無かったのでそのままにして何年も経過していました。この方はインプラントは3本入れましたが、とある日、私のブログ... -
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再生治療の結果確認(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
昨日は東京は非常事態宣言が出されました。そんな中、歯周病治療中の患者さんが来院されました。ほおっておくと重症化しかねない方でした。右下の小臼歯に5か月前に歯周組織再生療法を行った方でした。エムドゲインという北欧で開発された薬を根面に塗布し... -
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再生療法の最新の手法を学ぶ実習 in 博多
1月25日、26日は博多で水上哲也先生の歯周組織再生療法の細心の手技を学ぶ実習コースに参加してきました。イタリアのコルトレーニ先生という歯周外科で世界的に有名な方がいます。世界中の様々な歯科医のグループが学びに行っています。水上哲也先生を中心... -
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再生療法後2年(東京大手町勤務歯科医のブログ)
左下奥歯の歯周組織再生療法後2年の患者さんがメンテナンスで来院されました。インプラントに挟まれた天然歯の周囲骨が再生し、術前に存在していた動揺も収まりました。レントゲン上でも改善が認められました。露出させた歯根面にエムドゲインという薬を塗... -
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再生療法1年後(東京大手町勤務歯科医のブログ)
約1年前に歯周組織再生療法を行った患者さんがメンテナンスで来院されました。歯周組織のある程度の回復が確認され、歯周ポケットも浅くなり改善が認められました(写真をクリックして拡大してご覧ください)。比較的やりやすい単根歯であったことと患者さ... -
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勉強会での贅沢な時間(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
> 11月30日、12月1日は咬合勉強会の定例発表会でした。私も発表者の一人としてフルマウスリコンストラクションのケース(サイナスリフトを伴うインプラントと残存天然歯の歯冠補綴)と上顎総義歯、下顎再生療法を含んだ歯冠補綴のケース(これもある意...