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臨床アラカルト
インプラント周囲骨造成と歯肉移植
東京八王子からいらっしゃるYさん。インプラントを埋入し、インプラント表面が露出した部分に造骨処置を行った。仮歯を入れて、インプラント周囲に付着歯肉(骨とくっついている動かない歯肉 これがあるとインプラント周囲に炎症が起こりにくい)が無いの... -
臨床アラカルト
喫煙者の造骨は鬼門(その2)
数年前に、喫煙者に造骨手術をして失敗したケースの2つ目。この失敗と学会等からの情報を基に、これ以降喫煙者で造骨を望まれても断るか禁煙してもらってから造骨手術を行うようにしている。 右側のインプラントのねじ山が露出している 露出部に骨を造... -
臨床アラカルト
喫煙者の造骨は鬼門(その1)
数年前、まだ喫煙者にインプラント関係の手術、特に造骨手術の際に「非吸収性の膜を使用すると、ほとんどの場合、膜が術後に露出して骨ができないという失敗をする」ことが、あまり言われていなかった。これは、その頃のケース。福岡の手術の神様Y先生の今... -
臨床アラカルト
煙草を吸わない人は傷の直りがいい(サイナスリフト術後)
スモーカーに方はどうしても外科処置後の直りが悪い。以前ブログにも書いたが、歯周病でスモーカーの方はインプラントの成功率が落ちるとの文献がある。先日サイナスリフトを行った方も歯周病で歯を失う傾向にあり、スモーカーだった。2年ほど前に、この文... -
臨床アラカルト
前歯インプラント 仮歯で歯肉を調整中(その2)
術前 骨は薄い インプラント埋入 骨補填材を置く 血小板ジェルで形を整える 吸収性膜設置 数カ月後骨化を確認 結合組織移植 仮歯調整中 -
臨床アラカルト
前歯インプラント 仮歯で歯肉を調整中(その1)
T銀行のGさん。前歯に根尖病変があり根管治療で治癒したが、そこで来院が途絶えた。再び「前歯がぐらぐらする」とのことで再来院された時は、骨縁下で破折しており保存不可能と診断し抜歯した。将来的にインプラントにするのかブリッジか入れ歯か抜歯時点... -
臨床アラカルト
骨造成とインプラント
銀行の役員からリタイヤされ、今も成田の御自宅から定期健診にかかさずいらっしゃるMさん。5年前に、それ以前から歯周病だった前歯がぐらぐらしてきて限界となり、抜歯後、骨造成とインプラント埋入を同時に行った。Mさんは気にされていないが、もっと内側... -
臨床アラカルト
インプラントやり直し
以前掲載したM銀行役員のGさんのケース。前回補綴後3年弱でインプラントが脱落した。Gさんは再度インプラントを希望された。5年保証なのでその後の再治療は当然無料。歯周病で喫煙者はインプラントの成功率が落ちるというエビデンスの話をした結果、Gさん... -
臨床アラカルト
抜歯即時骨補填術
M銀行のFさん。前歯が折れたとのことで来院されたが、保存は不可能な状態であった。ブリッジや入れ歯の説明もしたがインプラントを選択されたため、抜歯即時骨補填術を行い数ヵ月後のインプラント埋入に備えることとした。問題は隣の歯の膿庖である。ちょ... -
臨床アラカルト
ソケットプレザベーションと前歯部インプラント(8年経過例)
Y新聞社のGさん。前歯が1本歯根破折となり、抜歯しなければならなくなった。欠損となる部位の両隣りがすでに補綴されている歯(被せ物がしてある歯)であったのでブリッジも勧めてみたが、インプラントとなった。抜歯と同時にソケットプレザベーション(抜...