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臨床アラカルト
サイナスリフト
上の臼歯部欠損にインプラントを4本使用したケース。手前の2本(写真上では左側の2本)は、まだ骨造成の概念がなかった時代に埋入したもので、骨が薄くて高さがあるところには細くて長いインプラントを、骨が厚くて高さが無いところには短くて太いイン... -
臨床アラカルト
インプラント埋入と骨造成
歯周病で歯を失った場合、骨を大きく喪失していることが多く、そのままではインプラント埋入が困難なケースに遭遇する。下のケースもそうだった。上顎臼歯部欠損例であったが、既存骨にインプラントを埋入し、その後の骨喪失部分に対しては骨造成を行った... -
臨床アラカルト
ソケットプレザベーション(抜歯後歯槽骨保存術)
抜歯をした後、自然治癒を単純に待つと、たいがい骨はやせて治癒する。これが時に骨量不足でインプラント埋入を困難にする。後から造骨処置を別にしなければならない等、患者さんには負担が大きくなることもある。これを防ぐために抜歯直後の穴に骨誘導材... -
臨床アラカルト
下前歯インプラント13年経過
15年前に沖縄から東京に赴任していらしたNさん。下の前歯部にインプラントを埋入した。その後数回のメンテナンスに来院されたが、沖縄にもどられ来院がとだえた。先日、東京の本社によったついでに歯も見てくれとのことで10年以上ぶりに当院に来院された。... -
英語学習
5年後の自分?半年後の自分?フラッシュフォワード
よく5年後の自分はどうなっていたいかを綿密に考えて、行動しろという話がある。そういう考え方でうまくいく人もいるのかもしれないが私には向いていないような気がしてならない。そんなことする時に限って交通事故等の予想外の事が起こって自分の立てた計... -
臨床アラカルト
総義歯と歯周治療
忙しくてなかなか歯医者に行く暇がなかったという現役バリバリのビジネスパーソンAさん。上の残っている歯は保存不可能であったので、抜歯し、総入れ歯に。下は歯周治療を行った。義歯は初めてだったAさんだが、幸い順応が早く、今のところ問題ないようだ... -
その他
心を整える
書店でたまたまベストセラーのコーナーによって手にしたのがこの本だ。大袈裟に聞こえるかもしれないが久々に涙腺緩みっぱなしの感動作というのが率直な感想だ。サッカーファンのみならず、ビジネスマン、いやあらあゆるジャンルの方に読んでいただきたい... -
その他
ノリタケの森 名古屋
久しぶりに何もない週末で、あいにくの雨だったので家の中を整理していた。出てきたのは去年名古屋に家族旅行した時にノリタケの森で自分でデザインを書いたオリジナルの皿だった。真っ白なボーンチャイナ製品に陶磁器用の絵の具で絵付け体験コーナーがあ... -
臨床アラカルト
基本技術のブラッシュアップ(差し歯の心棒)
現在、全国的に有名な小倉で開業されているS先生のベーシックセミナー受講中である。根管治療から始まって、目から鱗の連続である。前回はメタルコア(差し歯の土台に当たる部分)であった。どの歯科医院のサイトを見ても、歯根破折を防ぐためにメタルコア... -
臨床アラカルト
両側サイナスリフト(だから何って感じですが・・・)
皇居近くにあるホテルの重役Oさん。70歳以上の高齢だが重篤な全身疾患もなく、両側にサイナスリフトとインプラント治療を行った。写真上が術前、下が術後。右上臼歯部(写真の左上)は術後5年、左上(写真の右上)は術後3年経過。 左上術中所見