患者さんとともに年を重ねる(インプラント17年経過例)

平成5年に行った自分としてはインプラント3例目のケース。当時50代後半でバリバリの現役ビジネスパーソンだったKさんも現在75歳。現役を退かれてもご自宅から半年ごとに定期健診で来院される。定期健診に入って17年間で行った処置はクリーニング以外ではプラスチックの詰め物のやり替えが5回程度、歯ぎしりで歯が割れてしまったことによって1本根管治療と被せ物をしたくらいである。インプラントは17年間、かみ合わせの調整を若干したのみで問題なく経過している。最近足を悪くされたらしく心配である。自分も患者さんとともに年を重ねることをKさんの来院のたびに感じずにはいられない。

 歯ぎしりが強く、セラミックだと割れてしまうリスクがあることと、審美性にはこだわらない方だったのでメタルクラウンで修復した

 17年後のレントゲン

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