先程、1月から受講してきた下川公一先生ベーシックセミナーが終了となった。実際には来月、懇親会（受講生が宴会芸を行う）と症例発表会が行われる。
基礎医学に立脚した下川先生の根管治療、歯周治療の概念等の復習に加え、レーザー臨床応用の基本的な考え方を含めた総括講義で締めくくられた。3年半後の咬合理論が主要テーマとなるアドバンスコースの予告編も最後に示された。根管治療の長期経過観察を通して、免疫学、遺伝子工学からの治療方法の裏付けなど、こんなアカデミックで嘘のない講義ができるのは下川先生をおいて他にいないであろう。レーザーの使い方、使用方法の生物学的な裏付けについても大変参考になった。
学んだことを、しっかり今後の臨床に生かし、3年後には新たな気持ちで学びたい。これから、5人くらいで小倉の町に繰り出す予定。明日は下川先生の臨床見学である。最後まで気を緩めないでいこう。（長谷川）
