インプラント– tag –
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臨床アラカルト
遊離歯肉移植
歯肉は顎の骨にくっついていて動かない不動粘膜(付着歯肉)と、頬や口唇とつながっていて動く可動粘膜がある。天然歯やインプラントの周囲には2㎜以上の不動粘膜があったほうが望ましく、炎症が起こりにくいと言われている。この症例ではインプラント(写... -
臨床アラカルト
ソケットリフト10年後
4か月ごとに定期健診に来院されるKさん。2001年に私が初めてソケットリフトを行った。骨頂から上顎洞底までの距離が5ミリしかなく10ミリのインプラントを入れるために行ったものである。術後、慢性の上顎洞炎が急性化し、抗生剤で鎮静化した。骨は十分にで... -
臨床アラカルト
総入れ歯とインプラント(17年目)
17年前に総入れ歯が安定せず食事がままならないとのことでいらしたSさん。入れ歯を作り変えて安定させた後に、インプラントを下顎に2本埋入した。Oリングで入れ歯のさらなる安定化を図った。Sさんは満足され、半年ごとにOリングゴムの交換を行ってきた。今... -
臨床アラカルト
インプラント周囲炎後のリカバリー
とある国産のメーカーを平成5年より、使用してきたが、3年前にモデルチェンジされてから時折インプラント周囲炎にでくわすようになった。これ以上、患者さんにご迷惑をおかけするわけにはいかないので、現在はヨーロッパのメーカー(世界シェア2位)の... -
臨床アラカルト
16年目のインプラント前歯
日本経済新聞社のKさん。前歯のインプラントは16年目に入った。半年ごとのメインテナンスには欠かさずいらっしゃり、良好な経過をたどっている。まだこの頃はインプラント自体が普及しておらず、CTもなく、造骨や審美の法則も無かった時代であった。咬合三... -
臨床アラカルト
ぼそぼその骨
上の臼歯部のインプラント埋入のケース。CT上でも骨量は十分と考えた。しかし術中、大きな骨欠損を確認した。インプラントを埋入し、GBR(骨造成)を行った。 術前のレントゲン CTで骨量は十分と考えたが、骨質は軟らかい事を伺わせる。 手術中に大... -
臨床アラカルト
前歯部インプラント
歯根破折で抜歯となった症例。ソケットプレザベーション(抜歯後の穴に骨造成を行う術式)後、インプラント埋入。患者さんは満足されているが、「埋入深度がもっと深ければ、より審美的になった」と術者は悔し涙。 (術前) 写真左から3番目の歯は割れ... -
その他
意見交換
先週日曜日、とあるインプラント学会の関東長野合同支部会が新宿NSビルで行われた。非常に学際的な話や、極めてレベルの高い補綴の講演を聞いて、演者の臨床に対する追求は半端ではない事が、改めて思い知らされた。 会終了後は、いつものように幹部や演... -
その他
インプラントは脇役
インプラントはあくまで治療の一手段であって、主役ではない。経営的には多くの歯科医院で主役なのかもしれないが、歯科医療の中ではひとつの脇役に過ぎない。歯周治療のセミナーに参加中で、教わったことを自分の患者で実践していく中で、そう感じてきて... -
その他
インプラント後の腫れや痛み
インプラントは痛いのかというのが、初めて受けられる方の心配事だと思います。 平成4年からの通算の経験上では、インプラント手術後、腫れや痛みがでやすいのは上顎よりも下顎です。インプラント1本であれば、腫れや痛みはでたことはほとんどありません。...