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臨床アラカルト
早くインプラントを入れたいけど・・・
弁護士のBさんの上顎骨のCT水平断。前歯の欠損部にインプラントを入れたいが、隣の歯の根っこの先(ピンクの矢印)に膿の袋があり、これがインプラントを入れたい場所(黄色い矢印)に侵入して骨が溶けて空洞化(黒い部分)いる。まず、根っこの治療をしな... -
臨床アラカルト
骨を太らしてインプラントを入れる
インプラントを入れたい場所の下顎骨の断面。写真下の目盛りは、1目盛り1ミリ。インプラントの直径は4.1ミリ。骨の上の方は3㎜程度しかなく、このままでは入れるのが難しい。 実際の骨の様子。すそ野は広いが、上が狭く陥凹している。奥(写真左)は親知ら... -
臨床アラカルト
今日のオペ
抜歯前 抜歯直後 割れていた 穴を骨になる粉で埋めて 膜で穴を覆う 4ヶ月後の今日、粉が骨になったところでインプラントを入れた -
その他
成功の秘訣は・・・
成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ。(マーク・トウェイン) 3日土曜日は、植野所長の奥様の診療所(埼玉県熊谷)を手伝いに行った。疲れ切った帰りの中央線のドアの上のモニター画面でやっていた歴史上の著名人の言葉というコーナーをボーっと... -
臨床アラカルト
副鼻腔内骨造りの後のインプラント埋入
半年前に、上顎の奥歯にインプラントを希望されたが、骨がなくて入れられなかった方の続編。副鼻腔といわれる空洞(蓄膿症になるとここに膿がたまる)に骨造り(サイナスリフトと呼ばれる手術)を行い、6カ月後にCTやレントゲンで作った骨の状態を確認後... -
臨床アラカルト
前歯のインプラント
保存不可能な前歯を抜歯したままにすると、周囲の骨の幅がやせてしまい、紙に様になってしまうことがある。紙のような幅の骨には、最低でも3㎜強ある直径のインプラントを入れる事が出来ない。紙のように骨が痩せないためには、抜歯した後、その穴に将来的... -
臨床アラカルト
自作の立体模型
7年前に行ったサイナスリフトと呼ばれる副鼻腔の中に骨を造るケース。骨を造った後にインプラントを入れる。今では手術のシュミレーションのためにCT情報をもとに光造形という方法で外注すれば、3次元モデルを作ってくれると言う。しかし結構お金もかか... -
その他
来月の発表の準備
来月の水道橋歯周病研究会発表の当番が回ってくるので、スライドを組むのに大わらわだ。論文を2つとりあげ、自分の臨床例もあわせて討論のまな板にのせるつもり。とりあげるテーマはサイナスリフトというインプラントに関連した手術に関連したことだ。耳... -
臨床アラカルト
インプラント重度周囲炎リカバリー中
未だに、真相が解明されていないインプラント周囲炎の原因。下の写真はインプラント脱落のみならず、周囲の骨も大量に失った症例。インプラントで著名な先生も「100年はもちそうな感じなのにな」と首をかしげていた。リカバリーは失敗したものとは異なるメ... -
臨床アラカルト
今日のインプラント
ブリッジの奥の冠が知らないうちに外れて、歯髄炎になってしまったOLのAさん。神経をとって、根管治療が終わり、もう一度ブリッジにしますかと聞いたところ、また同じ目に会う(虫歯になる)のは嫌だとのことでインプラントを選択された。虫歯の治療の時は...