再生療法– tag –
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臨床アラカルト
再生療法の準備
前歯がぐらぐらだったHさん。典型的な歯周病だ。歯肉と歯根の間に潜り込んでいる歯石をとる基本治療で、歯茎がしまって、揺れが少なくなった。歯周ポケットも減少した。ただ、これだけでは歯を支えている溶けてしまった骨は再生しない。この後、連休明けに... -
臨床アラカルト
残せる歯 歯周病治療の限界を求めて インプラント時代の終焉か?
2月25日(土)、26日(日)は博多で上水塾(日本の第一人者水上哲也先生が主催の歯周病研究会)があり、発表を行ってきた。再生療法のケースを発表したのだが、東京では絶賛(?)されたプレゼンも、福岡ではそうもいかない。様々なアドバイスがもらえて、... -
その他
成功の秘訣は・・・
成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ。(マーク・トウェイン) 3日土曜日は、植野所長の奥様の診療所(埼玉県熊谷)を手伝いに行った。疲れ切った帰りの中央線のドアの上のモニター画面でやっていた歴史上の著名人の言葉というコーナーをボーっと... -
臨床アラカルト
再生療法の結果
左が術前、右が術後。骨欠損が新生骨で満たされた。条件が良ければ、結構骨が出来るもんだな。再生療法ではもっとも簡単なケースかもしれない。患者さんの協力度にも多謝。神奈川の方から1時間半以上かけて通院されるこの患者さんには、ご主人とお子様... -
臨床アラカルト
再生療法1年後
遠方から歯周病のメンテナンスで来院されるNさん。1年前に行った再生療法の結果を確認するためにレントゲンを撮った。術前では、真ん中に写っている歯の右側の支えている骨が楔状に溶けているのがわかる。今回のレントゲンで、ある程度の改善が認められた... -
臨床アラカルト
再生療法の確認
約1年前に再生療法を行ったSさん。骨形態修正と骨再生状況確認のため、オペを行った。術前に右下小臼歯の手前側の骨が歯周病で溶けていた部分(写真で言うと歯根周囲がくぼんでいる部分)にエムドゲインという薬を塗布してから1年後、ある程度の骨再生は認... -
臨床アラカルト
股
歯周病は歯を支えている骨が溶けて、しまいには歯がグラグラになって抜けてしまう病である。最近は再生療法と称して、溶けた骨を再生させる技術がでてきているが、万能というわけではない。特に、根っこが複数ある大臼歯で、根の股の部分を覆っていた骨が... -
臨床アラカルト
骨形成タンパクはインプラント周囲炎を救えるか?
米国歯周病学会誌に掲載されていたケースリポート。遺伝子組み換えで合成された骨形成タンパクをインプラントを支えている骨が溶けてしまった患者さんに使用したら、また骨が回復し、インプラントを救済することができたというものだ。 10年以上前に、日本... -
臨床アラカルト
再々生療法
歯周病で歯を支えている周囲の骨が溶けてしまった場合に、かつてはほとんどあきらめざるをえない時代があった。今は条件にもよるが、エムドゲインという薬によって、失われた骨がある程度回復させることが可能になってきている。最近になって、骨が広範囲... -
臨床アラカルト
再生療法の結果や如何に
初診時に前歯裏側の歯周ポケットが9mmだったのが、再生療法半年後に5mm、9ヶ月後に2mmと正常範囲に入ってきた。骨は本当にできているのか?歯の裏側なのでレントゲンではわからない。CTも画素数が小さいので正確にはわからないかも。いずれにしても骨整形...