16年目のインプラント前歯

日本経済新聞社のKさん。前歯のインプラントは16年目に入った。半年ごとのメインテナンスには欠かさずいらっしゃり、良好な経過をたどっている。まだこの頃はインプラント自体が普及しておらず、CTもなく、造骨や審美の法則も無かった時代であった。咬合三角という補綴の理論の提唱者であるM先生曰く「15年以上経過したものでなければ、症例とは言わない。」また、短期的な結果のみで臨床の神髄は見えてこない。私は勤続年数が今年で23年目となり、ぼちぼちこうした症例も集まってきている。こうしたうまくいっている症例には勇気づけられるし、うまくいっていない症例からは学ぶことが多く存在する。仕事に完成はない。

 術前

 術後16年

 術後16年目のレントゲン

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