データがもらえない

睡眠時無呼吸症候群で紹介されてきたDさん。いびきは奥様の話ではマウスピースでぴったり止まったという。重症の無呼吸なので、紹介元の病院でマウスピースを装着した状態で検査をすると思いきや(紹介状にも再検査の旨が書いてある)、Dさんの話では、いつ行っても、まともに対応してもらえないので、もうそこには行きたくないとのことであった。松翁会にも、なかなか来れないので、マウスピースの調子自体はいいので、これで終わりにしてほしいとのことだった。
職人的要素が強い歯科医療の中で、睡眠時無呼吸のマウスピース治療はサイエンスの要素が強い分野である。今後のこの病気の治療のためにも是非、紹介元でのデータはほしいところであったが、こちらから、なかなか強くも言えない。
今、植野所長がデーターをせっせと整理している。手探りで始まったマウスピース治療も、保険導入されてから数年が経過し、様々な科学的な事実が明るみに出てきているようである。当院をはじめ睡眠歯科学会の会員を中心に睡眠簡易検査機器が導入されてきている。歯科でも睡眠簡易検査くらいは保険導入してもらえないだろうかと思う今日この頃であるが、下の横顔レントゲン写真のような気道の幅(ダクトのように見える部分)を確認する上で必須の検査が、最近保険からはずされてしまい、ボランティアで撮影している現状を考えると、厚労省にはとても期待できそうにないか・・・
せめてデータの蓄積だけはしておきたいのが、植野所長のスタンスであります。(長谷川)
 マウスピース
 平常時
 マウスピース装着時 気道が広がっている

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