サイナスリフト

 フィリピン人のSさんは40代半ばのイケメン実業家です。多才な方で実業家の傍ら、モデル、ボディビルダーとしても活動されています。Sさんが来院されると当院の女性スタッフはソワソワし始めます。Sさんと私とが話す時は英語ですが、その他に、スペイン語、タイ語、日本語と母国語のタガログ語を含め5か国語に精通していらっしゃいます。そんなイケメンSさんですが、口腔内は奥歯が無くて長年入れ歯を入れていました。今回、まとまったお金と時間ができたのでインプラントを入れて欲しいとの事でした。既存の骨が十分あるところには、そのままインプラントを入れていきました。ただご本人の右側の奥だけは骨の量が足りず副鼻腔に骨を新たにつくることが必要でした。問題はモデルをされているので撮影がある時期は手術後顔が腫れているとまずい事でした。最初は手術を躊躇されていましたが、ジムで毎日トレーニングする時に踏ん張れるよう(食いしばれるよう)にとか、奥歯で物が良く咬めるようにとサイナスリフトをしてインプラントを入れる事に最終的に同意されました。昨年サイナスリフトが無事終わり、その半年後にいよいよインプラントを入れようとした矢先に海外を飛び回る繁忙期に入られました。時間が経つほど骨が熟成し硬くなりインプラントを入れやすくなることが多いので、それはそれでいいのですが。今年に入ってしばらくご連絡がありませんでしたが、今月に予約を頂きました。治療のゴールが楽しみです。

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