サイナスリフト(副鼻腔内造骨術)を行いました。

 歯科で外科処置の後にはほとんどと言っていいほど、抗生物質を処方します。今回の患者さんは50代女性でこれまで既存骨に入れられるところはインプラントを入れてきました。ただ抗生物質が使えない方だったので、副鼻腔に造骨するサイナスリフトは避けてきました。しかし、いよいよ奥歯が限界を迎え抜歯となり、インプラントを希望されたので、サイナスリフトをやらざるを得ない状況になりました。患者さんも意を決して手術に臨まれました。全身麻酔で眠っている間にやって欲しいとおっしゃっていましたが、普通の診療所である当院ではそうもいきません。代わりに直前に軽い安定剤を飲んで頂きました。仮に手術中に寝て口が閉じてもオペ自体に影響はありません。2002年にミシガン大学で学んでから20年以上が経過し、多くの患者さんにさせて頂いた中で抗生物質無しで行ったのは初めてです。抜糸の時の腫れは思ったほどではなかったが、インプラントが入り、被せ物が入るまでは注意深く見守りたいです。反対側もやらなくてはなりません。患者さんも大変です。毎日気を抜かずにCT画像とにらめっこの連続で次のオペのイメージを頭に焼き付けます。

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