サイナスリフト(副鼻腔内造骨術)(東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、咬合再構成、全顎治療ブログ)

60代女性の患者さんです。上の奥歯にインプラントをご希望されていました。短いインプラントで行う手もありましたが、咬合力が強そうでしたので、サイナスリフト(副鼻腔内造骨術)を行い通常の長さのインプラントを入れる事にしました。そこそこ骨がある場合のサイナスリフトは窓開けの位置が上の方になり、頬が邪魔になって、やりにくくなることがあります。同時にインプラントを埋入も十分可能でしたが、患者さんのご希望で分けてやることになりました。また別のご希望で術前に一番マイルドな安定剤を飲んでいただいて行いました。インプラントに被せ物が入るのは更に3か月後になります。反対側も同じことをしなければならないので患者さんは本当に大変だと思います。

サイナスリフト術中の口腔内写真(上段)と術前後のレントゲン(矢印部分が造骨範囲)
術前後のCT(矢印が造骨部分)
サイナスリフト後インプラント埋入
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