臨床アラカルト– category –
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臨床アラカルト
抜歯即時骨補填術
M銀行のFさん。前歯が折れたとのことで来院されたが、保存は不可能な状態であった。ブリッジや入れ歯の説明もしたがインプラントを選択されたため、抜歯即時骨補填術を行い数ヵ月後のインプラント埋入に備えることとした。問題は隣の歯の膿庖である。ちょ... -
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根管治療から金属の心棒
M大学4年生のNさん。前歯の根の先が膿んでいた。数か月の根管治療で病変が縮小傾向にあるのが認められたので、金属の心棒を装着した。来年には郷里の佐賀県に帰らなければならないとのこと。現在仮歯だが、卒業前には本歯を入れなければならない。、根管治... -
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レントゲンへのこだわり
歯のレントゲンはデジタルも登場しているが、まだ画像の鮮明度においてはアナログに軍配があがる。このアナログのレントゲンをいかに規格性をもってきれいにとり、正確な診断につなげるかは重要な問題である。撮る角度や位置、現像液の濃度、温度管理、現... -
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臼歯部インプラント16年経過例
日本のインプラントがまだ黎明期だった頃のケースだが、かれこれ16年経過した。S新聞社の女性の方だが、術後は腫れて大変だったとはいうものの、本当にやってよかったと未だにおっしゃって下さる。今から思えば技術的には難易度の低い何という事はない症例... -
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抜くべきか抜かざるべきか(抜歯決定の基準)
歯周病の患者さんで、とある歯を抜歯すべきか保存すべきかで迷う事は多い。無理に保存しようとして結果的に早期に抜歯になったり、無理に保存することで他の歯に悪影響を及ぼしたり、将来的にインプラントをしたくても歯周病は骨が溶ける病気なので、ぎ... -
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前歯の詰め物
F銀行のMさん。前歯の詰め物の変色を気にされて来院。3M社のフロアブルレジンのみで再修復。大学卒業したての研修医でも簡単なケースだが、Mさんの喜びは絶大であった。術者の労力と患者さんの喜びは必ずしも比例しない。苦労して作った義歯でも患者さん... -
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CTで根管治療後の上顎洞炎消失を確認
上の奥歯が痛くて、さらにその上の方まで痛いとのことで来院されたTさん。レントゲンでは、大臼歯の3本根っこがあるうちのどれが原因かが今一はっきりしない。CTで近心頬側根の根尖に病変があり、上顎洞の炎症との交通が見られたのでこれが原因とみて根管... -
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前歯の差し歯(何気ない症例ですが・・・)
前歯が折れてしまったKさん。金属の心棒の製作から、被せもの(健保適用のもの)の装着までの過程は以下の通りである。両隣の歯のセラミック冠と比べると、歯の先端部分のエナメル質の透明感が健保適用のものでは色がうまくだせないのがわかる。材質はプラ... -
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久しぶりのサイナスリフト
今日の午後は、久しぶりのサイナスリフトという上顎洞内に骨造成してインプラント埋入を可能にする手術を行った。昨日、生卵で感触を確認しているので、本番での問題点は窓開けの位置と窓開けまでの集中力と忍耐である。今日のケースは男性であった。女性... -
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生卵でサイナスリフトの練習
明日は久しぶりにサイナスリフトのオペが入っている。しょっちゅうあるわけではないので、オペ前には感覚を戻すために、必ず生卵で練習している。生卵で100発100中うまくいけば、臨床では100パーセントうまくいくという話もあるが、臨床の方がいろんな制約...