インプラント前処置としての骨環境改善

 歯周病で奥歯がグラグラの状態で来院された患者さんです。CTの3次元構築画像では根っこの周囲の骨が吸収して無くなっているのがわかりました(上段黄色矢印)。抜歯した後は大きく陥没した状態になり(中段黄色矢印)、このままでは患者さんが希望されたインプラントを行う事ができない状態でした。その陥没を埋めるべく骨造成を行い、環境を整えました(下段黄色矢印)。複雑なケースでは様々な技術が要求されます。セミナーに出席したり、海外の論文を参考にしたり、常に情報を取り入れて、それぞれの条件によって応用すべき方法を考え、実践する過程が私は好きです。治療がすべて終了したら、またアップしたいと思います。

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